最初は設備に関心がなかった私が、
心から仕事を楽しむように...
G.Y.
interview
インタビュー
2021年入社。学生時代は経営情報学部を専攻。施工管理の仕事は、建築業界で職人をしていた父の話を幼少期より聞いており、かねてより興味を持っていた。大東へ入社した決め手は、文系出身者も採用対象であること、また会社見学へ訪れた際に他とは違う親しみやすい雰囲気を感じたため。
「風通しがよさそうな職場だな」それが大東の第一印象でした。まだ入社する前に訪れた会社見学で、たった数時間の中で感じたことでしたが、今でもその印象は変わりません。役職や部署などに関わらず気兼ねなく発言できるため、誰もが自然体でいられる環境です。入社後間もなくしてそう思えたのは、フォロー体制の手厚さによるところが大きいです。研修では、新人のうちから自信を持たせてくれる要素が満載。技術面だけではなく、人間力の育成まで、社内のみなさんが講師役となって担ってくれます。その間に先輩方の人となりを知ることができ、また、事前にイメージを持った上で実務に挑めるため、初めての現場でも不安を感じることはありませんでした。
とはいえ、現場は生き物。当然、すべてが基本通りに進むわけではありません。墨出しひとつとっても現場によって違いはあり、様々な先輩への同行を通して、より実践的な技術と知識を蓄えていく必要があります。現場には3~4人のチームで配属され、僕も今、経験豊富な副部長と5年目の先輩に交じって日々奮闘しています。僕がチームメンバーとして初めて携わったのは、岐阜市内にある大手企業の新社屋です。鉄骨造3階建て、延べ約3000㎡の空調、配管、ダクトといった設備全般を担当しました。規模も大きく、僕にとってはすべてが覚えることだらけ。また、お客さまが求める設計へのこだわりを実現するには、おさまりを考えた資材や工法を柔軟に選定していかなければならず、何もかも初めての経験でした。正直大変に思うことも多かったですが、安心して挑戦できたのは、先輩も職人も共通して「教えてください」と言いやすい関係性であったことが大きいです。数々の課題を乗り越え、建物が形になっていく工程を目の当たりにしたときには、言葉では言い表せないほど感動しました。
チームメンバーの存在は、将来の道しるべにもなっています。先輩たちに追いつくために、自分が今何を頑張ればよいかを常に考えられる環境であるため、中長期的な目標をもって仕事にあたることができています。また、会社が期待する成長度合いを年次ごとに示したチェックリストがあり、自分の現状が客観的にわかります。今目指しているのは、2級管工事施工管理技士の資格取得。少しでも勉強の時間を捻出したく、夕飯の時間などにもテキストを片手に、1日最低1ページは進めると決めて取り組んでいます。試験に関する質問にも快く応えてくれる先輩たちは、ここでも心強い存在です。その他にも、職人さんへの指示出しをもっとうまくできるよう、施工図を描くスキルも高めることも個人的な目標においています。今は先輩の図面を見本に、CADで練習を重ねているところ。少しずつできることが増えていくことへ充実感を感じています。近い将来、自分が頭となって現場をまわせるように。これからも挑戦を続けていきます。